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ルーンクエスト
『ルーンクエスト(''RuneQuest'':略称は"RQ")』は、グレッグ・スタフォードが中心となって制作し、1978年にケイオシアムから出版されたファンタジーテーブルトークRPG。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と並んで、RPGの古典であるとされる。 1980年代中期頃、ルーンクエストがケイオシアム社からアバロンヒル社へ売却され、アバロンヒル社より同ゲームの第三版が発行された。日本ではホビージャパンが1987年から1994年までアバロンヒル社製英語版シリーズの一部を翻訳販売していた。 ==概要== 『ルーンクエスト』は特定の世界(背景設定)に縛られるゲームではなく、ユーザーが自由に世界設定を構築してよいものとして作られているが、製作者のグレッグ・スタフォードらが用意した背景世界「グローランサ」を用いるのが一般的である。実のところ、このグローランサこそが『ルーンクエスト』の人気を決定づけている。 グローランサは文化人類学や神話学の手法を模した緻密で詳細な世界設定がなされており、架空世界の住人の信仰体系や文化的背景についてリアリティが追求されている。他のゲームでは体験できない、この独特のリアリティ感に触れる快楽こそが、『ルーンクエスト』というゲームが誕生から30年近くを経ても長らく愛され続けている要因である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルーンクエスト」の詳細全文を読む
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