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レイジングM50[れいじんぐえむ50]
レイジングM50(Reising M50)は、第二次世界大戦中にアメリカ合衆国で開発された短機関銃である。主に太平洋戦線で使用された。 == 特徴 == レイジングM50は、安価な中折れ式回転式拳銃で有名なハーリントン&リチャードソン社が、1941年に警察用に開発販売した製品である。 同時代のトンプソン・サブマシンガンシリーズよりセミオート射撃での精度を重視したデザインであり、ディレードブローバック方式を採用し、クローズドボルトから撃発するなど、他の軍用短機関銃とは異質の機構を備えている。しかし、機関部との摩擦抵抗でボルトの後退を遅延させる方式は砂やホコリに弱く頻繁な整備を必要とした。 また、一般にこの種の銃器において上部に設けられるコッキングハンドルを、M50では銃身下部に埋め込んだ為、清掃や整備における不便を生み出すこととなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レイジングM50」の詳細全文を読む
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