|
レイモンド・F・ジョーンズ(Raymond F. Jones, 1915年11月15日 - 1994年1月24日)〔Wikipedia英語版Raymond F. Jones (版18:51, 14 December 2008) 〕はアメリカ合衆国のSF作家。ユタ州生まれ〔『月面基地SOS!』(1977年初版)巻末解説(内田庶)〕。ジョン・W・キャンベルに育てられたSF黄金時代作家の1人〔荒俣宏、石上三登志、小隅黎、谷口高夫『大衆小説の世界 - 幻想怪奇・探偵・SF』(九藝出版、1978年)205ページ〕。 ==作品== 長編『星雲からきた少年』は、石泉社「少年少女科学小説選集」の第一巻として1955年(昭和30年)12月に刊行された。これは日本における翻訳ジュブナイルSFの最初のものである。〔〔『本の本1977年1月号(特集・SF - その源流をさぐる)』収録「ジュヴナイルSFの流れ」(内田庶)〕 長編"The Cybernetic Brains (1962)"は『合成脳のはんらん』、『合成怪物』、『合成怪物の逆しゅう』の題で三度に渡って刊行された(いずれも半田倹一による児童向けの抄訳)。暗いストーリーと独特のガジェット(合成生物ゴセシケなど)で知られる。小説家滝本竜彦は、少年時代の読書についてインタビューを受けた際、「一番記憶に残ってる(原文ママ)」〔『九龍 vol.6』(河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-72838-3)35ページ〕作品として本作を挙げている。 1952年の作品"This Island Earth"(未訳)は1955年に同題で映画化された。これはSF映画の古典の一つとして名高い。映画版は「宇宙水爆戦」のタイトルで日本にも紹介されている。ほかの未訳作としては長編"Renaissance"、短編集"The Toymaker"などがある。 短編には時間ものの「よろず修理します」"Pete can fix it (1947)"などがある。1960年代にはそれを含むいくつかの短編作品が日本にも紹介されたが、いずれも雑誌掲載(「S-Fマガジン」に訳載された)に留まっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レイモンド・F・ジョーンズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|