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レインボウクエスト : ウィキペディア日本語版
レインボウクエスト

レインボウクエスト(またはレインボークエスト、''Rainbow Quest''、1981年 - 2007年)はアメリカ生まれでイギリスで調教を受けた競走馬種牡馬1985年凱旋門賞に勝利し種牡馬としても成功した。日本ではサクラローレルの父として有名。
== 戦績 ==
1983年に未勝利でデビューし1着。次走にも勝ちG1デューハーストステークスに挑戦するが、エルグランセニョールの2着に敗れる。翌1984年は初戦のG3クレイヴンステークスでリアファンの2着に敗れるとその後も英2000ギニー4着、ジョッケクルブ賞(フランスダービー)3着、アイリッシュダービー2着と勝ち切れない競馬が続いた。次走はレースの格を落として地元イギリスのG3をレコード勝ちすると、凱旋門賞へ出走する。だがここでサガスの18着と生涯最悪の大敗を喫する。
1985年は初戦を勝った後コロネーションカップで初G1制覇。だがその後はG1エクリプスステークス2着、G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス3着と大レースでは相変わらずの勝ち切れなさを露呈した。こうして2年連続で凱旋門賞に出走し、またも2位で入線する。1位サガスの連覇かと思われたが、レース後にサガスがレインボウクエストの進路を妨害したとして2着に降着となり、レインボウクエストが繰り上げ優勝を飾った。同レースを最後に引退、種牡馬となった。競走馬としては大レースでは善戦ばかり、最大の勝ち鞍である凱旋門賞も繰り上げ優勝とケチがついてしまったが、種牡馬として大成した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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