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レインボーシート : ウィキペディア日本語版
レインボーシート
レインボーシートとは、日本エアシステム(現・日本航空)が国内線にボーイング777を導入したときにスーパーシートと普通席(エコノミークラス)の中間にあたるクラスとして設置したものである。
2007年12月に日本航空羽田-伊丹線に「ファーストクラス」を導入するまでは、日本の国内線でミドルクラスの座席が提供された唯一のケースであった。
利用料金は当初2,500円であったが、ミドルクラスの価値があまり理解されなかったこともあり、利用は伸びなかった。このため、1,000円という思い切った料金に値下げしたところ、ビジネス客を中心に利用が伸びてゆき、末期にはレインボーシートの指名買いも多くなり、普通席より早く満席になることも多かった。
2002年に日本エアシステムが日本航空(現・日本航空インターナショナル)と経営統合した後、一旦は廃止された。その後クラス Jの発足時に同座席の扱いとなった。また、このレインボーシートがクラス Jの起源という説もある。この座席配置は「W91」と呼ばれていた(ファーストクラス設置機材は「W14」)。

==レインボーシートのスペック==

*シートピッチ 970mm
*フットレスト(ただし最前列3番のシートのみレッグレスト)
*座席配列 2-4-2
フットレストは前の座席に取り付けてあったため、最前列のシートだけはレッグレストであった。この座席は身体障害者や高齢者などに優先して割り当てられていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レインボーシート」の詳細全文を読む



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