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レウクトラの戦い[れうくとらのたたかい]
レウクトラの戦い(レウクトラのたたかい、)は、紀元前371年にエパメイノンダスに率いられたテーバイを中心とするボイオティア軍が、当時ギリシア最強を謳われたスパルタを中核とするペロポネソス同盟の軍勢を破って、テーバイが古代ギリシアの覇権を握る契機となった戦いである。 ==背景== ペロポネソス戦争に勝利したスパルタは、他のポリスに対してスパルタ主導の寡頭政を強制導入し、全ギリシアを支配していた。スパルタに征服されることを恐れたペルシアから資金援助され、アテナイを始めとするギリシア連合軍がスパルタに立ち向かったが(コリントス戦争)、強大な陸軍力に支えられたスパルタの覇権は揺らぐことはなかった。これに対抗すべく、テーバイのエパメイノンダスとペロピダスが立ち上がり、テーバイをスパルタに並ぶ強国にするために中部ギリシア(ボイオティア地方)の統一を急いだ。スパルタはテーバイの野望を打ち砕くために、懲罰の名目でペロポネソス同盟軍をボイオティア地方へと派遣した。ペロポネソス同盟軍とボイオティア同盟軍はテーバイ近郊のレウクトラで対峙し、テーバイはこの一戦は絶対に負けられないとして、士気を大いに高めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レウクトラの戦い」の詳細全文を読む
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