|
レコーディング芸術科学ラテン・アカデミー・パーソン・オブ・ザ・イヤー(Latin Recording Academy Person of the Year) は、年に一度、 ラテン・グラミー賞を発表するのと同じ団体である レコーディング芸術科学ラテン・アカデミー がラテン音楽産業において傑出した実績をあげたミュージシャン 及び慈善活動での多大な芸術的献身を成し遂げたミュージシャン を賞賛する為に贈呈する賞である。 因みに、ここで言う、ラテン音楽とは、ラテンアメリカ圏を意味するのではなく、 世界中のスペイン語圏及びポルトガル語圏のコミュニティでの音楽を意味し、 ラテンアメリカ、スペイン、ポルトガル、そしてアメリカ合衆国も含む文化圏での音楽、 を指し、 更にはラテンアメリカ圏出身でフランス、ドイツ等に亡命他の理由で移民移住したような人々のコミュニティ 及び、そのようなフランス等を拠点に活動するスペイン語圏のアーティストも存在するので、 ラテンアメリカまたはイベロアメリカと呼ばれる地域よりも更に広範囲な地域での音楽ということになる。 受賞者は、毎年恒例のラテン・グラミー賞受賞式典に先立ち、 様々な祝祭的特別行事が開催される「ラテン・グラミー週間(Latin Grammy Week)」 の期間中に賞を授与される。 同賞の初の受賞者は、キューバ系アメリカ人ミュージシャンで音楽プロデューサーの エミリオ・エステファン(Emilio Estefan)で、 ラテン音楽に対する世間一般の人々の認知度を高めることに貢献した、 という理由で2000年に授与された。 因みに、その8年後の2008年、 彼の妻で、日本でも「グロリア・エステファン&ザ・マイアミ・サウンド・シーン」 として知名度の高い歌手であるグロリア・エステファンが同賞の初の女性受賞者となった。 グロリア・エステファンは、それ以前の1994年にも グラミー賞を発表する団体 ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス による同賞と類似の賞ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー の受賞歴がある。 2000年以来続く同賞の受賞者は、 多民族多言語文化なラテン・カルチャーを反映し、受賞者の国籍が多岐に渡るだけでなく、 2~4つ等複数の国籍を持ち幅広く世界で活躍するミュージシャンも多く含まれている、 のが1つの特徴である。 == 受賞者 == 各年の年数は、その年のラテン・グラミー賞の記事ページにリンクしている。日本語記事ページあるものはそのページに、ないものは英語版記事ページに。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レコーディング芸術科学ラテン・アカデミー・パーソン・オブ・ザ・イヤー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|