翻訳と辞書 |
レナード・ウィバーリー : ウィキペディア日本語版 | レナード・ウィバーリー レナード・ウィバーリー(Leonard Wibberley、1915年4月9日 - 1983年11月22日) は、アメリカの小説家。アイルランド生まれで、本名は''Leonard Patrick O'Connor Wibberley''。代表作であるユーモア冒険小説「小鼠」シリーズの他、ノンフィクションやSFを含め幅広いジャンルの作品があり、またレナード・ホールトン(''Leonard Holton'')のペンネームで推理小説、クリストファー・ウェップ(''Christopher Webb'')、パトリック・オコナー(''Patrick O'Connor'')のペンネームでジュブナイル小説などを書いた。 ==経歴== ダブリンに生まれる。父はクイーンズ大学ベルファスト農学教授のトーマス・ウィバーリー(''Thomas Wibberley'')。9歳の時に一家でロンドンに移る。16歳の時に父が亡くなったために、出版社で働くことになり、サンデー・ディスパッチ紙、デイリー・ミラー紙で見習いなどをした後、工員や皿洗いなどさまざまな職業を経験する。1943年にアメリカに渡り、ロンドン・イブニング・ニュースの海外特派員、AP通信の編集者などを勤める。1947年にカリフォルニアに移り、ロサンゼルス・タイムズに勤めながら小説の執筆を始める。1952年に最初の小説''The King's Beard''を発表し、以後ハーモサ・ビーチに住んで作家専業となる。 1954年にサタデー・イブニング・ポスト誌に掲載した「小鼠ニューヨークを侵略」(掲載時は「その日ニューヨーク侵略さる」''The Day New York Was Invaded'')が好評で、翌年リトル・ブラウン社からハードカバーで出版されてベストセラーとなる。1959年に、ジーン・セバーグ、ピーター・セラーズ主演で映画化もされた。同じグランド・フェンウィック大公国を舞台にする続編「小鼠 月世界を征服」を1962年に発表。この作品と''The Hands of Cormac Joyce''もそれぞれ1963、72年に映画化された。生涯では100冊以上の著作を刊行。 趣味は、ヨット、スキンダイビング、ヴァイオリン、絵を描くことなど。後にダンス作家となるオルガ・メイナードと、ヘイゼル・ホルトンと2回の結婚をし、7人の子供がおり、2人目の子供は映画脚本家のコーマック・ウィバーリー(''Cormac Wibberley'')。1983年にサンタモニカにて死去。生涯アイルランド国籍のままだった。原稿や遺品は南カリフォルニア大学のレナード・ウィバーリー・アーカイブに寄贈されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レナード・ウィバーリー」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|