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『ロキシーの夜』は、1977年(昭和52年)8月21日にリリース〔月刊『明星』(集英社)、1977年10月号別冊付録『Young Song 1977.10』、『ロキシーの夜』の項(P.40)の記述を参照。〕された日本のロックシンガー・近田春夫のソロデビューシングルであり、日本のロックバンド・近田春夫&ハルヲフォンの4枚目のシングルである。 == 概要 == 本シングル『ロキシーの夜』は、A面が「近田春夫」名義、B面が「近田春夫&ハルヲフォン」名義というクレジットで、シングル発売された。 当初本シングルは、近田春夫&ハルヲフォンのフロントマンである近田春夫の「ソロデビューシングル」として企画された。作詞に、当時高田みづえ『硝子坂』等の作詞家としてヒットを飛ばしていた、プラスチックスのリズムボックス奏者・島武実、そして作曲には、当時飛ぶ鳥を落とす勢いの作曲家・筒美京平を起用した。近田の当時の志向として、ロックの立場で歌謡曲を歌う、というスタンスによる〔恒田義見の公式ブログ「ROCK'N ROLL MY WAY」内の「ハルヲフォン誕生 」(2008年12月14日付)の記述を参照。〕。 当時のハルヲフォンのメンバー恒田義見の回想によれば、恒田は本シングルの演奏にはかかわらなかったが、レコーディング中の近田に六本木に呼び出され、B面『闇にジャックナイフ』のキーがどうしても合わないから、歌ってくれないか、と誘われたという。それが、B面のみリードヴォーカルが恒田であり、近田春夫&ハルヲフォン名義である、ということの経緯である〔。恒田によれば、本作がハルヲフォンの最後のレコードとなった、ということである〔。 A面の『ロキシーの夜』、B面の『闇にジャックナイフ』はともに、当時アルバムに収まることはなかったが、その後、1978年(昭和53年)6月21日発売のアルバム『電撃的東京』が1989年(平成元年)3月21日にCD再発売されたときに、ボーナストラックとして追加された。したがって、同アルバムはその後、1992年(平成4年)11月21日、1995年(平成7年)11月22日、2004年(平成16年)4月7日と4回にわたって、2曲のボーナストラックをともなった同形式でCD再発売されており、音源の入手は可能である〔#外部リンクの「電撃的東京」の各リンク先の記述を参照。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロキシーの夜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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