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ロクソッマ : ウィキペディア日本語版
ロクソッマ

ロクソッマ科(ロクソッマか、学名:Loxommatidae または Baphetidae)は石炭紀後期のヨーロッパ北米に生息していた原始的な四肢動物のグループである。カナダからはこのグループに属すると推定される石炭紀前期の断片的な化石が出土している。ほとんど頭骨と下顎骨しか発見されていないが、特徴的な鍵穴状の眼窩により他と区別される。伝統的な分類では分椎目とされていたが、分岐学的分類では両生綱に属さない、より原始的な四肢動物であると考えられている。
== 特徴 ==
いずれもよく発達した側線系を持ち、水生の群だったと思われる。
頭骨は平らで、分椎目と炭竜目双方の特徴を持つ。
はっきりした耳切痕があるが鐙骨は太く、聴覚器官としての役割は無かったらしい。ここに呼吸孔があったのではないかという説もある。
体や四肢に関しては発見されている化石からはよく分からないが、水生有尾類やワニのようなタイプだったのだろうと考えられている。
最大の特徴は眼窩が前方に拡張されて鍵穴状になっていることである。何のために使われていたのか諸説あるが、いまだに決着を見ていない。
*単弓類双弓類の側頭窓のように大量の顎筋が付着する箇所で、顎を素早く強く閉める事ができたのではないかという説
*体内の塩分を排出する塩類腺が納められており、汽水域でも生息できたのではないかという説
*ある種の魚類やカモノハシのような生物電気を感知する電気受容器が納められていたのではないかという説.〔Bjerring, H. C. (1986). Electric tetrapods? In: ''Studies in Herpetology'' (ed. Z. Rocek), pp. 29–36. Prague: Charles University.〕
がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロクソッマ」の詳細全文を読む



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