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ロクリスのティマイオス : ウィキペディア日本語版
ロクリスのティマイオス
ロクリスのティマイオス(Τίμαιος, Timaios, 紀元前5世紀後半)は、プラトンの著作『ティマイオス』と『クリティアス』に登場する哲学者・政治家である。
== 『ティマイオス』・『クリティアス』での記述 ==
プラトンの『ティマイオス』、『クリティアス』によると、ティマイオスはアテナイのパンアテナイア祭(7月頃)の最中に、シュラクサイの政治家ヘルモクラテス、アテナイの哲学者ソクラテスらと共に、アテナイの名門の出のクリティアスの客人として招待されている。
ティマイオスはゼピュリオンのロクリスの重要な地位の人物で、財産・家柄ともに優れ、数学・天文学を初めとする自然科学にも精通しているとソクラテスによって讃えられている。また『ティマイオス』の作中で、ピュタゴラス学派的な宇宙論を展開しており、作品の題名になるほど主要な役割を果たしている。但しプラトンの作品と脚注本以外に言及している文献がほとんど存在しないため、実在が疑われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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