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ロシア軍爆撃機撃墜事件 : ウィキペディア日本語版 | ロシア軍爆撃機撃墜事件
ロシア軍爆撃機撃墜事件(ロシアぐんばくげききげきついじけん)は、2015年11月24日にトルコ・シリア国境付近で、ロシア空軍の戦闘爆撃機がトルコ軍に撃墜された事件。 == 概要 == 2015年11月24日9時20分頃、トルコとシリアの国境付近で、ロシア空軍のSu-24戦闘爆撃機がトルコの領空を侵犯したとして、トルコ軍のF-16戦闘機に撃墜され、シリア北部に墜落した。トルコ軍は国籍不明機2機が領空を侵犯したと認識し、10回警告したが領空侵犯を続けたため1機を撃墜したと主張している。Su-24の乗員2人が死亡したとみられる。乗員2人は緊急脱出装置で脱出したが、トルクメン人のシリア反体制派武装勢力は同日夕方、「乗員2人を射殺した」と発表した。ロシアも「乗員1人が脱出後に地上から銃撃を受けて死亡した」と発表している(もう1人は消息不明)。Su-24は撃墜される前、シリアのトルコ系少数民族トルクメン人の居住地域を爆撃していたという。また、乗員の捜索にあたっていたロシア軍のヘリコプターがシリア反体制派によるとみられる攻撃を受けて損傷し、政府軍支配地域に不時着し、乗員1人が死亡したという〔トルコ軍がロシア軍機撃墜 シリア国境、乗員2人死亡か 朝日新聞デジタル2015年11月24日23時59分配信〕〔ロシア機撃墜2人死亡 トルコに対抗措置 NHK NEWS WEB2015年11月25日6時2分配信〕〔トルコ、シリア国境で露軍機撃墜か…10回警告 YOMIURI ONLINE2015年11月24日22時15分配信〕〔撃墜でロシア軍「トルコ機がシリア領空侵犯」 YOMIURI ONLINE2015年11月25日11時40分配信〕。 ロシア軍は10月3日にも、トルコの領空を侵犯したとしてトルコから抗議を受け、「操縦ミスだった」と説明している〔ロシア軍機、領空侵犯 トルコ外務省が抗議 朝日新聞デジタル2015年10月6日5時0分配信〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロシア軍爆撃機撃墜事件」の詳細全文を読む
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