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ロス:タイム:ライフ : ウィキペディア日本語版
ロス:タイム:ライフ
ロス:タイム:ライフ』は、筧昌也の原案・監督による映像作品。これまでにショートフィルム連続テレビドラマ、ケータイドラマにて制作されている。
== 概要 ==
死を迎えることになった選手(=主人公)の前に、突如、謎の審判団(サッカーの審判をモチーフとしている)が現れる。死の直前に時が止まり、それまでの人生の中でのロスタイム(無駄使いしてきた時間)が提示され、選手に与えられる。オープニングタイトルの電光掲示板にも、選手に与えられるロスタイムの時間が表示されている。
基本的には、サッカーのルールを基盤においたワンアイディアストーリーで、一話完結型のドラマである。このアイディアは「最後に、やり残したことをやれる時間を与えられたら、何をしたいのか」という問いを死者に対して突きつけ、それぞれの死者の思いを描き出せる枠組みを提供するものである。その枠組みに沿って、それぞれの節が展開される。
必ずしも明確なエンディングが与えられるわけではなく、ヌーヴェルヴァーグあるいはアンチロマンな枠組みという要素も強い。それもまた、観客に物語りの解釈を投げる、ある意味マニアックな構造であるといえる。
もともとは、2003年に制作されたショートフィルム作品である。2008年にフジテレビ系列テレビドラマ化された際には、毎回1話完結のオムニバス形式ストーリーとなっており、それぞれ主演が異なった。
温水洋一のみ、ショートフィルム版を除く全節に共通して出演する。またテレビドラマ版第2節の小山慶一郎、第3節の友近はこの作品がテレビドラマ初主演となる。第8節主演の真木よう子は『SP 警視庁警備部警護課第四係』に続き、同時間枠2作連続出演。
原案・脚本・チーフ演出を務める筧昌也が連続ドラマの演出を務めるのは、『ユキポンのお仕事』以来となる。また、鈴井貴之はテレビドラマ初演出である。
なお本放送とは別に、4月12日・19日の2週にわたり、温水洋一演じる尾元勇蔵に関わる2人の人物が登場する追加試合が“特別版”として放送された。
2008年2月20日には書籍化したものが発売され、8月20日にはDVD-BOX(ポニーキャニオン、PCBC-61400)が発売された。また、フジテレビ On Demandにてネット配信されている。
2009年には、KDDIロボットの共同で本作品の新作が制作された。EZチャンネルプラスLISMO Channel」やLISMO Video Storeなどで、同年4月13日より配信された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロス:タイム:ライフ」の詳細全文を読む



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