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ロス・カルカス : ウィキペディア日本語版
ロス・カルカス

ロス・カルカス (Los Kjarkas) は、ボリビアフォルクローレグループ。
==概要==
コチャバンバでエルモサ兄弟が中心となって1965年に結成された。1980年代はじめ、"Bolivia"と"Wa Ya Yay"の2曲の大ヒットにより、確固たる人気を得た。コーラスを重視したその演奏スタイルは以降の多くのグループの音楽に影響を与えた。1984年から1991年にかけて数度来日公演を行い、近年は2009年と2011年に来日し、日本各地で公演を開催した。
1980年代末には、初期のヒット曲"Llorando se fue" (泣きながら) がフランスのグループ「カオマ」に盗作され「ランバダ」の名で世界的に大ヒットする事件が起こった。当初、作曲者名は偽られ、著作権料もまったく支払われなかったが、後にカルカス側が裁判に勝ったことで著作権料が支払われるようになった。
1992年、多くのヒット曲の作曲を手がけた中心メンバーの一人、ウリーセス・エルモサ (Ulises Hermosa) が白血病で死去。さらに、1980年代に中心メンバーだったFernando Torrico (チャランゴ) とEdwin Castellanos (サンポーニャボンボ・ギターなど) がグループを離れて、新たにTUPAY (トゥパイ) というグループを結成した。しかしその後もボリビアを代表するフォルクローレ・グループとして活躍を続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロス・カルカス」の詳細全文を読む



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