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ロス・グラシアレス(スペイン語:Los Glaciares)は、アルゼンチンのサンタクルス州に存在する国立公園である。1981年にユネスコの世界遺産に登録された。 == 概要 == ロス・グラシアレス国立公園は、アンデス山脈の南端パタゴニアに位置し、南極、グリーンランドに次ぐ、地球上で第3位の面積を持つ南パタゴニア氷原および氷河群がある。ロス・グラシアレス(Los Glaciares)はスペイン語の「氷河」の複数形なので、公園名は「氷河群」といった意味である。 この地域では冬でも気温が-5℃前後までしか下がらず、氷河は溶けたり凍ったりを繰り返している。その上に雪が積もるため氷河の重みは増し、山の斜面をどんどん押し出されてくる。気温が上がる夏には、ビルほどの高さの氷の塊が轟音と共に一気に湖へと崩れ落ちる様子が見られる。 長い時間圧縮されたことによって空気をほとんど含まなくなった透明な氷は、青い光だけを反射してほかの色を吸収する。そのためロス・グラシアレス特有の青い氷河になる。ロス・グラシアレスに存在する氷河としては、ペリト・モレノ氷河、ウプサラ氷河、スペガッツィーニ氷河などが比較的有名である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロス・グラシアレス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Los Glaciares National Park 」があります。 スポンサード リンク
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