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チオシアン酸ナトリウム[ちおしあんさんなとりうむ]
チオシアン酸ナトリウム(チオシアンさんナトリウム、Sodium thiocyanate)は化学式 NaSCN で表される、チオシアン酸のナトリウム塩である。 == 性質 == 常温では無色で吸湿性のある結晶あるいは白色粉末で、水、エタノール、アセトンに溶ける。有毒であり、ラットに経口投与した場合のLD50は764 mg/kgである。経口摂取すると中枢神経に影響を与え、嘔吐や下痢、脱力感、錯乱、痙攣などの症状が現れる。不燃性であるが加熱すると分解し、硫黄酸化物や窒素酸化物、酸化ナトリウム、シアン化物を含む有毒ガスを生じる。酸や強塩基、酸化剤と激しく反応する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チオシアン酸ナトリウム」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sodium thiocyanate 」があります。
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