翻訳と辞書
Words near each other
・ ロダン (曖昧さ回避)
・ ロダンのココロ
・ ロダンカリ
・ ロダンソーダ
・ ロダンテ
・ ロダンテ属
・ ロダン反応
・ ロダン水銀
・ ロダン美術館
・ ロダン美術館 (パリ)
ロダン酸
・ ロダン鉛
・ ロダ・アンタル
・ ロダー・アンタル
・ ロチ
・ ロチェスタ
・ ロチェスター
・ ロチェスター (CA-124)
・ ロチェスター (CA-2)
・ ロチェスター (イギリス)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ロダン酸 : ウィキペディア日本語版
チオシアン酸[ちおしあんさん]

チオシアン酸(チオシアンさん、thiocyanic acid)は、化学式が HSCN で表される無機酸の一種である。ロダン酸とも呼ばれる。互変異性体であるイソチオシアン酸 (isothiocyanic acid, HN=C=S) との混合物として存在する〔Holleman, A. F.; Wiberg, E. ''Inorganic Chemistry'' Academic Press: San Diego, 2001. ISBN 0-12-352651-5.〕。不安定な無色の液体で、比較的強酸である。〔0.002~0.5mol dm-3HSCN水溶液の電気伝導率は塩酸および硝酸と同様に強酸的振る舞いである。
『改訂4版化学便覧基礎編Ⅱ 無機化合物水溶液のモル伝導率』 日本化学会、1993年〕分子量は59.09g/mol。
チオシアン酸の ''N''-エステルイソチオシアネート)には殺虫剤として用いられるものがある。
== 合成 ==
チオシアン酸鉛(II) に硫化水素を作用させると遊離する。
: Pb(SCN)2 + H2S → PbS + 2HSCN
アンモニア二硫化炭素を反応させるとチオシアン酸のアンモニウム塩が生成する。
: 2NH3 + CS2 → NH4SCN + H2S

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チオシアン酸」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Thiocyanic acid 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.