翻訳と辞書
Words near each other
・ ロッキード・シップビルディング
・ ロッキード・スターライナー
・ ロッキード・トライスター
・ ロッキード・ベガ
・ ロッキード・マーチン
・ ロッキード・マーティン
・ ロッキード・マーティン F-22 ラプター
・ ロッキード・ヴェガ
・ ロッキード事件
・ ロッキード疑惑
ロッキード社
・ ロッキード造船
・ ロッキード造船所
・ ロッキード選挙
・ ロッキーフラッツ
・ ロッキーホラーショー
・ ロッキーホラー・ショー
・ ロッキーマウンテニア鉄道
・ ロッキーマウンテンハウス
・ ロッキーマウンテン兵器工場


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ロッキード社 : ウィキペディア日本語版
ロッキード

ロッキード()は、アメリカ合衆国の航空機メーカーで主に軍用機を製造していた。マーティン・マリエッタ社と合併し、現在はロッキード・マーティンである。
== 沿革 ==
飛行機の製作をはじめたアイルランド系のアメリカ人、アラン・ロッキードとマルコム・ロッキード兄弟(''Allan and Malcom Loughhead'' )によって1913年に「Alco Hydro-Aeroplane Company」が創設された。1926年には社名を「Lockheed Aircraft Corporation」に変更した。誰も彼らの名前を正しく発音してくれなかった為である〔野木恵一著 「軍事研究 2007年9月号」『グローバル軍需産業の世界戦略』 (株)ジャパン・ミリタリー・レビュー発行 p.28-p.39〕(なお、日本に於いても当初ローグヒード社などと紹介されていた)。1920年代ジャック・ノースロップらの設計により、ベガなどの民間機で成功を収めたが、ノースロップがノースロップ社を設立して独立した後、アラン・ロッキードはこのロッキード航空機会社をデトロイト航空機(''Detroit Aircraft Corporation'' )に売却した。大恐慌によりデトロイト航空機が破綻すると、1932年にロッキード社も倒産した。数日後に新しい投資家ロバート・グロスによってロッキードは買収され、すでにロッキードは会社との関係はなくなっていたが、ロッキードがふたたび社名になった。その後の第二次世界大戦で大躍進した。
第二次世界大戦後はL-749 コンステレーションL-1049 スーパー・コンステレーションダグラス社と旅客機の分野で覇を競うが、ジェット機への対応に乗り遅れ、1970年代にようやくL1011トライスター(エルテンイレブン・トライスター)を投入する。トライスターは先進的な装備を持つ優れた旅客機だったが、同時期に登場した同クラスのマクドネル・ダグラスDC-10と販売競争を行った挙句に経営が悪化する。1976年にこの機の売り込みに関するロッキード事件が明るみに出たこともあり、1981年に民間機事業から撤退した。
1993年ジェネラル・ダイナミクスの航空宇宙事業部を買収して戦闘機部門を強化し、1995年にはマーチン・マリエッタ社とも合併して社名を「ロッキード・マーチン」と改名し、宇宙開発やミサイル、電子システムの分野にも進出した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロッキード」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lockheed Corporation 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.