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『ロックの幻想』(原題:Lou Reed)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーであるルー・リードが、1972年に発表した初のソロ・アルバム。 == 解説 == 1970年8月にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したリードは、音楽業界を引退してタイピストとして働き、1971年には詩やエッセイも発表していた〔2006年再発CD(BVCP 20018)ライナーノーツ(デヴィッド・フリック、翻訳:野村伸明)〕。しかし、1971年末には、復活作となる本作のレコーディングに入る。 収録曲の大半は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代に録音されていた未発表曲を改作したもので、本作で初めて録音されたのは「ゴーイング・ダウン」「ベルリン」「ワイルド・チャイルド」の3曲のみである〔。残り7曲のヴェルヴェット・アンダーグラウンドによるヴァージョンは、『VU』(1985年)、『Another View』(1986年)、『Peel Slowly and See』(1995年)といったコンピレーション・アルバムや、アルバム『ローデッド』(1970年)のデラックス・エディション盤『Fully Loaded』(1997年)で順次発表されていった。 レコーディングはロンドンで行われ、当時イエスのメンバーだったスティーヴ・ハウとリック・ウェイクマンも参加している。 「ベルリン」は、リードが1973年に発表したサード・アルバム『ベルリン』にも別ヴァージョンが収録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロックの幻想」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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