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ロックウール : ウィキペディア日本語版
ロックウール

ロックウール(岩綿)とは玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維である。建築物などの断熱材や培地として広く用いられるほか、吸音材としても用いられている。耐火性にも優れていることから、アスベストの代替材として広く使われるようになった。主成分は二酸化ケイ素酸化カルシウムで、単繊維径は3 - 10μm。
== 特徴 ==

=== 断熱材用 ===

吹き付け用(湿式施工)と成型品(乾式施工)がある。また成型品には施工を容易にするために、ビニール袋に包んだ製品も多い。
700度まで形状を維持できるだけの耐熱性能があり、400度までのグラスウールよりも性能が良いが、ビニール袋やバインダーとして使用される接着剤のために火炎によって黒煙を発生する点はグラスウールと同様である。水に対してはグラスウールよりも非常に良好で撥水性があり吸湿性が低い。グラスウールには無いアルカリに対する耐薬品性がある。価格はグラスウールよりわずかに高価となる。
吸音材としては、グラスウールより低い周波数までよく吸音し、特に400Hz以上では大きな吸音性がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロックウール」の詳細全文を読む



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