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ロックオブジブラルタル (''Rock of Gibraltar'') とはアイルランドの競走馬である。アイルランドのクールモアスタッドで生まれた。2000ギニーを初めとしたマイル戦線で活躍し、2002年にはG17連勝の世界記録(当時)を樹立し、ゼニヤッタ(アメリカ)に抜かれるまで記録を保持していた。引退後は各地で種牡馬となった。 名前の由来は「ジブラルタルの岩山」から。ヨーロッパでは「ザ・ロック」の愛称で呼ばれている。 馬主は世界を代表するオーナーブリーダー「クールモアグループ」の総帥ジョン・マグナーと、当時イングランドサッカープレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの監督だったサー・アレックス・ファーガソンの2名の共同所有(ただし種牡馬としてはマグナーの単独所有。詳細は後述)。ヨーロッパを代表する調教師でアイルランドのバリードイルを本拠地とするエイダン・オブライエン厩舎の管理馬である。 == 現役時代 == === 2歳時 === 2001年4月21日、アイルランド・カラ競馬場のメイドン(芝5ハロン)でデビュー戦を勝利する。続く2戦目は同年6月19日、イギリス・アスコット競馬場の重賞競走コヴェントリーステークス(芝6ハロン・G3)で、ここでは20頭立ての6着と敗れてしまう。これが唯一の大敗となる。3戦目は同年7月1日、カラ競馬場のレイルウェイステークス(芝6ハロン・G3)で、同じオブライエン厩舎でのちにG1を3勝することになるホークウイング (Hawk Wing) に2馬身差を付けて重賞初制覇を遂げ、続けてイギリス・ヨーク競馬場のジムクラックステークス(芝6ハロン・G2)にも勝利した。 5戦目のシャンペンステークス(芝7ハロン・G2)にはクールモアのライバルでもあるゴドルフィンの総帥シェイク・モハメドが個人所有する期待馬ドバイディスティネーション (Dubai Destination) が参戦してきており、密かに世界中の競馬関係者から注目を浴びていた。レースは先行するドバイディスティネーションを後ろから進む本馬が追い上げるも交わすことができず2着に敗れる。 しかし本馬はここで終わらず、同年10月にフランスで行われたグランクリテリウムとイギリスで行われたデューハーストステークスで優勝。2か国の2歳最強馬決定戦を制し、7戦5勝(重賞4勝・うちG12勝)で2001年のシーズンを終える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロックオブジブラルタル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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