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ロック・オペラ ロック・オペラ(''Rock operas'')とは、ロック版オペラのことである。 == 概要 == それまでのロック・アルバムでは、収録されている曲はそれぞれが独立した曲で、相互の関連性もなかったところに、一貫したストーリーラインを持たせたのが、ロック・オペラでありコンセプト・アルバムなどであった。ロック・オペラのスタイルは、時々コンセプト・アルバムと重なることがある。近年は、メタル・オペラ、ラップ・オペラ(ヒップ=ホペラ)、パンク・ロック・オペラと呼ばれるものも出てきている。どういう作品がロック・オペラに該当するかは、ある程度は、作り手の意図と自己定義にかかっている。慣習的に、コンセプト・アルバムは雰囲気の統一とテーマの継続があれば成り立つが、ロック・オペラは一貫した(時には要点のみの)ストーリーを持ち、歌詞はキャラクターの一人称形式をとる場合が多い。もっとも、ロック・オペラのアルバムの中には、他の複数のジャンルと特徴を共有しているものもある。ロック・オペラの代表作である『トミー』ですら、ロック・ミュージカルとされてきた。 音楽・演劇の専門書の中で、「ロック・オペラ」という言葉は誤りである、と指摘されることがしばしばある。しかし間違いなのは、この言葉を別のジャンルの作品に対して用いる時に限られる。オペラを「役を演じる歌手たちによって展開されるドラマ」と定義するならば、ロック・オペラはまさにその通りのものである。逆に、歌手が役を演じるのでなく、物語の内容を歌うだけならば、それはロック・オペラではない。もしそれが他に該当するものがないと言うのなら、ロック・オペラにカテゴライズするのではなく、新しいジャンルを作るべきだろう。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロック・オペラ」の詳細全文を読む
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