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ロッコ・ミーディエート : ウィキペディア日本語版
ロッコ・ミーディエート

ロッコ・ミーディエートRocco Mediate, 1962年12月17日 - )は、アメリカペンシルベニア州グリーンズバーグ出身のプロゴルファーである。日本では、名前をメディエイトと記載されることもある。2008年全米オープンで、プレーオフの末2位に入った。
少年時代のミーディエートは野球選手で、ゴルフに関心を持ち始めたのは高校時代だったという。南フロリダ大学を卒業し、1985年にプロ入り。1987年に24歳で初の賞金シードを獲得、1991年3月に「ドラルライダー・オープン」でプロ初優勝を達成。当時28歳だったミーディエートは、1988年1989年全米オープン優勝者カーティス・ストレンジとのプレーオフを制し、12 アンダーパー(-12, 276ストローク)で初優勝を決めた。当時彼は長いパターを使用しており、「ロングパターでPGAツアーを制した最初の選手」として大きな話題を呼んだ。1992年フランスの「ペリエ・フレンチオープン」で国際試合初優勝。1993年4月、「Kマート・グレーター・グリーンズボロ・オープン」でPGAツアー2勝目を獲得するが、この時もスティーブ・エルキントンオーストラリア)とのプレーオフを制した。しかし、1994年椎間板ヘルニアの手術を受け、ここで最初の危機が訪れた。
1999年1月末、ミーディエートは「フェニックス・オープン」で6年ぶりのツアー優勝を果たす。それから2000年6月の「ビュイック・オープン」を制し、2002年4月末の「グレーター・グリーンズボロ・クライスラー・クラシック」で9年ぶり2度目の優勝を遂げた。これで彼のPGAツアー優勝は「5勝」となったが、現時点ではこれを最後にツアーの優勝から遠ざかっている。この頃には、初優勝時に使っていたロングパターをやめて、通常の形のパターを使用するようになった。2004年に背中の故障が再発し、この年の賞金ランキングが176位に落ちるなど、ミーディエートの競技生活はけがとの闘いの連続だった。
2008年全米オープンゴルフで、ロッコ・ミーディエートは予選会から出場した。この全米オープンを迎えるまで、彼は出場17大会のうち「8大会」しか予選を通過できず、全米開幕当時の世界ランキングも「158位」まで落ちていた。カリフォルニア州サンディエゴにある「トーリーパインズ・ゴルフクラブ」(パー71)のコースで、ミーディエートは4日間通算を 1 アンダーパー(-1, 69+71+72+71=283ストローク)で回った。最終第2組で回ったミーディエートは、テレビで最終組の2人、タイガー・ウッズリー・ウエストウッドのプレーを見ていた。2人ともミーディエートに1打遅れて、イーブンパーで最終18番のグリーンに上がってきた。ウエストウッドはバーディーパットを外すが、ウッズが土壇場でバーディーパットを沈め、1 アンダーパーでミーディエートに追いついた。こうして、全米オープン優勝の行方はミーディエートとウッズのプレーオフに持ち越される。全米オープンのプレーオフは、(他のトーナメントと異なり)もう1ラウンド(18ホール)プレーする方式で行われ、ここでも決着がつかなかった。プレーオフの19ホール目は、7番ホールに場を移す。ここでミーディエートがミスを犯し、このホールをボギーにしたため、パーで終了したウッズが6年ぶり3度目の全米オープン優勝を果たし、ミーディエートは「45歳6ヶ月」の最年長優勝者になるチャンスを逃した。左膝を痛めていた世界ランキング1位との「91ホール」に及んだ激闘で、2位になったミーディエートのプレーも高い評価を受けた。
2010年10月、47歳、賞金ランク182位で迎えたフライズドットコム・オープンでは4日連続でチップインイーグルを決めて、8年ぶりの優勝を果たし、シニア入りまでの2年間のシードを得た。大会初日に3番ホール(191ヤード、パー3)でホールインワン、2日目は4番ホール(パー4)で残り160ヤードの第2打を、3日目は15番ホール(パー5)で残り111ヤードの第3打をチップインイーグル。最終日は12番ホールまでに5つスコアを落として初日から守った首位を譲ったが、16番ホールでこの日初めてのバーディを奪い、迎えた17番ホール(パー4)で残り116ヤードの第2打がチップインイーグルとなり、4日間通算15アンダーパーで2位グループに1打差の優勝であった。
ゴルフバッグのパター以外のクラブには、ヘッドカバーを使わないことで有名。理由は、「ヘッドカバーを使うと、キャディの仕事を増やしてしまうし、多少の傷は気にならない」からとのこと。
==プロ優勝 (12)==

===PGAツアー優勝 (6)===

PGAプレーオフ記録 (2–1)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロッコ・ミーディエート」の詳細全文を読む



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