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ロッス(''Ross'' )はイギリスにかつて存在した光学機器メーカーである。 一時カール・ツァイスからライセンスを受け、プロター〔『クラシックカメラ専科』p.145。〕、プラナー、テッサー〔『クラシックカメラ専科』p.50。〕〔を生産していた。独自ブランドとしてはコンセントリック(''Concentric'' )、デフィネクス(''Definex'' )、エクスプレス(''Xpres'' )、エクストラルックス(''Xtralux'' )等を使用した。 1900年頃に開発した双眼鏡は藤井竜蔵により日本に持ち込まれ、藤井レンズ製造所(日本光学工業を経て現ニコン)が双眼鏡国産第一号を製作した際モデルとなった〔双眼鏡ヒストリー写真集 - 日本望遠鏡工業会 〕。 1948年バーネット・エンサインに合併され、''バーネット・エンサイン・ロッス''(''Barnet Ensign Ross Ltd.'' )となった。 == カメラ製品一覧 == *パノラミックカメラ(1861年製造〔『クラシックカメラ専科』p.181。〕) - トーマス・サットン考案のウォーターレンズを備えた120度広角カメラ。1974年にクリスティーズに出品され、当時1台のカメラとしては最高額となる11,000ポンド、当時の邦貨換算11,000,000円で落札された〔。 *二眼レフカメラ〔『クラシックカメラ専科』p.26。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロッス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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