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ロベルト系(ロベルトけい、Roberto Line)は馬(主にサラブレッド)の父系(父方の系図)の1つ。 == 概要 == 1970年代から種牡馬として活躍したロベルトを祖とする父系である。セントレジャーステークス優勝馬タッチングウッド、ジャックルマロワ賞優勝馬リアファン、米芝チャンピオンサンシャインフォーエヴァー、英ダービー馬ベニーザディップ、ドバイワールドカップ優勝馬エレクトロキューショニスト、スノーフェアリーなど欧米で芝・ダートを問わずに活躍馬が輩出されており、1993年にはクリスエスが北米リーディングサイアーに輝いた。 日本においては、リーディングサイアーとなったリアルシャダイや三冠馬ナリタブライアンを出したブライアンズタイム、外国産馬として輸入され種牡馬としても活躍したグラスワンダー及びシンボリクリスエスにより、一大勢力を築き上げた。 ロベルト自身がそうであったように、長期間優良な産駒を送り出し、種牡馬生活も晩年にさしかかってから大物を出す種牡馬が多いのが特徴である。反面父が長い間健在である為、知名度と活躍の割に種牡馬入り出来ない産駒も出るなど、ロベルトから時代が経過している割に、代を経た後継種牡馬が出難い状況となっている。 上述の通り、必ずしも系統が代を経て広がっているとは言い難いため、特に区別せずにヘイルトゥリーズン系と呼ぶ場合もある。 また日本では逆に、ブライアンズタイムがG1優勝馬を輩出し、マヤノトップガンやタニノギムレット等に代表されるの後継種牡馬(ロベルトの孫)が多くなり、評論家やファンの間では、ロベルト系からさらに細分化して、ブライアンズタイム系と呼称するケースもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロベルト系」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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