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ロマゾフィー協会事件[ろまぞふぃーきょうかいじけん]
ロマゾフィー協会事件〔時事通信の2010/10/01配信記事 における命名に基づく。〕〔宗教法人、あるいはNPO法人などの、法人としての届け出・認可はなされておらず、一切の法人格を有しない任意団体であった。〕(ロマゾフィーきょうかいじけん)とは、霊能団体・新宗教団体を自称していたグループ「ロマゾフィー協会」が2010年に引き起こした事件である。 ==沿革== 2002年設立。ロマゾフィーとは「想智学」の意で、ルドルフ・シュタイナーのアントロポゾフィーを基礎に発展させたもの〔あくまで自称に過ぎず、人智学・アントロポゾフィーの関連団体としては認められていない。〕と代表者は主張していた〔『霊的覚醒への道』7-12ページ。〕。代表者は幼少時から霊の存在を認識していたと主張しており〔『霊的覚醒への道』13-14ページ。〕、武蔵大学の日本文化学科を卒業後は共済組合や出版社に勤めた後〔『産経新聞』平成22年(2010年)9月26日付東京本社朝刊24面。〕、1995年から本格的な修業を始めた。この頃、手術で全身麻酔をかけられたことが霊的覚醒につながったと主張している〔『霊的覚醒への道』15ページ。〕。2000年には元OLと結婚、自らを代表、妻を副代表として協会を設立した〔「「乳踏み」「プロレス」…これが儀式? 女性会員への傷害容疑で霊能士団体代表夫婦を逮捕 『ロマゾフィー協会』実父が語る「〝教祖〟」の生い立ち」『FRIDAY』第27巻第44号、講談社、2010年10月8日、22-23ページ。〕。協会設立後は各地で霊能・除霊などの研究・啓蒙・普及と称した活動を開始した。 2009年頃から代表は「ミニスカは霊的に正しい力がある」「ミニスカの着用で地震が減る」と主張、女性信者にミニスカートを着用させるようになり、独特の服装の信者が出入りする代表夫妻宅は近隣住民からも奇異の目で見られるようになっていた〔〔『産経新聞』平成22年(2010年)9月26日付東京本社朝刊24面。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロマゾフィー協会事件」の詳細全文を読む
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