|
ロマン・メニル(、1977年7月13日 - )は、フランスのル・プレシ=ブシャール出身の陸上競技選手。専門は棒高跳び。自己ベストは2007年に日本の大阪市で開催された世界陸上で記録した5m86である。このときアメリカ合衆国のブラッド・ウォーカーも同じく5m86を跳んだものの、ウォーカーが1回目で跳んだのに対して、メニルが達成したのは2回目だったため、メニルは銀メダルに終わった。 2008年8月22日、北京オリンピックに出場が決まっていたメニルは中国のチベット自治区での虐殺行為を批判し、人権をアピールするために緑のリボンを着用するように選手達へと呼びかけた〔【北京五輪】「“緑リボン”を着け、選手は人権擁護のアピールを」 公式サイトで呼び掛け…棒高跳びのロマン・メニル(フランス)さん デイリースポーツonline、2008年 08月 25日〕。競技では予選14位に終わり、決勝進出の13人の中に入れることができずに予選落ちした。 2009年3月30日、彼が裸の姿で棒高跳びの棒を持ってパリ市内の観光スポットを走りまわるビデオがYouTube上に公開された。2007年の世界陸上後付いていたナイキが彼のスポンサーについていたものの不況で契約が前年に打ち切られていたため、新しいスポンサーを探すために行ったという〔フランスの棒高跳び選手、裸で走る動画公開 ロイター、2009年 03月 30日〕。 同年8月にベルリンで行われた世界陸上では5m85を跳び、スティーブン・フッカーに次ぐ2位となった。 2011年8月に韓国大邱で行われた2011年世界陸上競技選手権大会では予選は通過しものの決勝記録無しに終わっている。 2012年のロンドン五輪では5m50の記録で10位に入っている。 2013年7月に行われたダイヤモンドリーグパリ大会で現役を引退した。 == 出典 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロマン・メニル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|