|
ロメオ型潜水艦(-がたせんすいかん Romeo class submarine)は、ソヴィエト/ロシア海軍の通常動力型潜水艦である。 ロメオ型はNATOコードネームであり、ソ連海軍の計画名は633型潜水艦(')である。)である。 == 設計 == ウィスキー型潜水艦の発達型であるが、船体がやや大型化し、新型のセンサを搭載した以外、大きな設計上の変更は無く、第二次世界大戦中のS型潜水艦の系譜を直接に継ぐ艦と言える。ただ、設計上の差異が有ることから、ウィスキー型潜水艦や、それの基となるドイツのUボートXXI型との関連性を強調し過ぎるのは正しくないとする見方もある。 通常は水上を騒音の大きいディーゼルエンジンで航走し、会敵の際に潜航して待ち伏せ攻撃を行なう。潜航能力は低く潜航時の航続距離は10~20海里、最大潜航可能時間は約半日程度であり、ソナーから逃れても空気補充時にレーダーで必ず探知されてしまう。基本的に第二次世界大戦の後半に運用されていたレベルの性能の、”潜水艦”と称されるが実情は「可潜艦」というべき旧世代潜水艦であり、現代の基準においては、潜水艦としてもはや時代遅れのものと見なされているが、北朝鮮やエジプトにおいては現役である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロメオ型潜水艦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Romeo-class submarine 」があります。 スポンサード リンク
|