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ロンドン地下鉄2009形電車 : ウィキペディア日本語版 | ロンドン地下鉄2009形電車[ろんどんちかてつ2009かたちでんしゃ]
ロンドン地下鉄2009形電車(英:London Underground 2009 Stock)は、2009年7月から2011年6月にかけて、8両47編成合計376両が営業運転に投入されたロンドン地下鉄 ヴィクトリア線用の電車である。ロンドン地下鉄の2種類ある車両サイズのうち、小さいほうのサイズの車両群に属する。ヴィクトリア線近代化計画の一環として、信号システム、自動運転装置の更新と併せてボンバルディア・トランスポーテーションが一括して受注し、同社のモヴィアとよばれる地下鉄用車両シリーズの一種である〔〔。 ==概要== 2009形電車はボンバルディアとメトロネット(2011年会社清算)と呼ばれるロンドン地下鉄運営会社の一つとの間で結ばれた、ヴィクトリア線と半地表各線〔英:Sub-surface lines。サークル線、ハマースミス&シティー線、ディストリクト線、メトロポリタン線のロンドン地下鉄では大型の車両を使う4線を指す。〕のATO、信号システム更新を含む34億ポンドの契約の一部である〔。部品交換を含む車両保守もボンバルディアが受注し、ヴィクトリア線ノーザンバーランド・パーク車両基地で保守作業が行われている〔。ヴィクトリア線で運用されていた1967形電車に対して、最高速度、加減速性能を向上させることで運転時間を16%短縮、その分増発が可能となり〔〔、ピーク時には1967形時代より6本多い43本の列車が運転される〔。ヴィクトリア線の車両限界がロンドン地下鉄の他のシールドトンネル各線〔英:Deep-level tube lines。シールドトンネルで構築された半地表路線以外の路線を指す。 〕よりもやや大きいことを活用し、2009形電車の車体幅は1967形電車よりも40mm広くなっている〔が、この拡幅により、2009形電車を他の路線に転用することはできなくなっている〔。ボンバルディアのFICASと呼ばれる技術により車体外壁が薄くなり、全幅の拡大と併せて客室面積が拡大されている〔 。 本文中の車両形式略号などはロンドン地下鉄の車両形式および車両番号の付与方法を参照のこと。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンドン地下鉄2009形電車」の詳細全文を読む
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