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ロンドー(、複数形:)は、13世紀から15世紀のフランスの2つの押韻をもつ15行詩、およびそれに基づいて作られた中世およびルネサンス初期の楽式。ヴィルレーやバラードとともに、13世紀から15世紀のフランスの詩および音楽の三大定型詩であった。18世紀のロンド形式()とは区別される。 アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンが考案したロンドー体()という変化形もある。 == 文学のロンドー == ロンドーは英語詩の中でも韻文形式として使われる。それは特定の様式化されたパターンにしたがって繰り返されるリフレインを用いる。慣習的に、できるだけ簡潔かつ感動的な方法で、詩の目的にかなうようリフレインをどう配置するかが問題と考えられていた。ロンドーは8音節の13行と、リフレインの2行(それぞれ4音節の半分の行)から成り立ち、3つの押韻しか使わない。スタンザ(詩節、連)は3連で、押韻構成は「 AABBA AABC AABBAC」(「C」はリフレイン)である。リフレイン行の言葉は、最初の行の出だしとまったく同じものでなければならない。 :WE wear the mask that grins and lies, (A) :It hides our cheeks and shades our eyes,— (A) :This debt we pay to human guile; (B) :With torn and bleeding hearts we smile, (B) :And mouth with myriad subtleties. (A) :Why should the world be over-wise, (A) :In counting all our tears and sighs? (A) :Nay, let them only see us, while (B) : We wear the mask. (C) :We smile, but, O great Christ, our cries (A) :To thee from tortured souls arise. (A) :We sing, but oh the clay is vile (B) :Beneath our feet, and long the mile; (B) :But let the world dream otherwise, (A) : We wear the mask! (C) : -- ポール・ローレンス・ダンバー(:en:Paul Laurence Dunbar)『We Wear the Mask』(太字はリフレインに用いられている言葉) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンドー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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