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ローズオキシド
ローズオキシド()は化学式C10H18Oで表される有機化合物。甘みのあるバラのような香りを持ち、ピラン系・モノテルペン系香料として、化粧品や石鹸に使用される。天然には、バラやローズオイル、アンズ、ペパーミントから発見されている。複数の幾何異性体・光学異性体が存在し、香料としての市販品はシス-ラセミ体が中心である〔Dieter Martinetz und Roland Hartwig: Taschenlehrbuch der Riechstoffe: ein Lexikon von A–Z. Verlag Harri Deutsch 1998; ISBN 3-8171-1539-3; S. 330ff. 〕〔『におい かおり -実践的な知識と技術-』堀内哲嗣郎著 2006年 フレグランスジャーナル刊 ISBN 9784894790995 p134〕。 : 工業的製法は、シトロネロールの光酸化反応で得られるアリルヒドロペルオキシドを、亜硫酸ナトリウムで還元してジオールとし、その後硫酸で閉環するものである。この場合、シス型とトランス型が同量ずつ生じる。 : == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローズオキシド」の詳細全文を読む
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