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ローソン試薬[ろーそんしやく]
ローソン試薬(ローソンしやく、)またはラヴェッソン試薬(ラヴェッソンしやく)は、有機合成化学において硫化剤として用いられる試薬である。LR と略称される。IUPAC名は 2,4-ビス(4-メトキシフェニル)-1,3,2,4-ジチアジホスフェタン-2,4-ジスルフィドである。アニソールと硫化リン (P4S10) の反応によって合成される。 ==歴史== 開発したのはスヴェノロフ・ラヴェッソンではないが、硫化試薬としての利用法を考案したため彼の名が付けられている。1956年、アレーン類と P4S10 の反応の研究の際に最初に合成された。その後、多くの無機化学者(典型元素化学者)によって、ローソン試薬や類似の化合物の研究がなされた(1,3,2,4-ジチアジホスフェタン 2,4-ジスルフィドに詳しい)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローソン試薬」の詳細全文を読む
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