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ローマクラブ(Club of Rome)は、スイスのヴィンタートゥールに本部を置く民間のシンクタンク。 == 概要 == === 発足 === イタリア・オリベッティ社の会長であったアウレリオ・ペッチェイ(Aurelio Peccei)〔1984年、アウレリオ・ペッチェイは、原因不明のヘリコプター墜落事故で死亡。イタリア国内ではマフィアによる暗殺説などさまざまな憶測がなされ、映画にまでなった。〕とイギリスの科学者で政策アドバイザーでもあったアレクサンダー・キングが、資源・人口・軍備拡張・経済・環境破壊などの全地球的な問題に対処するために設立した。世界各国の科学者・経済人・教育者・各種分野の学識経験者など100人からなり、1968年4月に立ち上げのための会合をローマで開いたことからこの名称になった。1970年3月に正式発足。1979年にFEMAを設立。「環境保護主義者」を動かしているのはローマクラブの代表機関であるアスペン研究所であり、彼らがアトランティック・リッチフィールドやその他の大手石油会社から莫大な資金援助を受けていたとされるが、現共同会長のE.U.v.ヴァイツゼッカーの自伝(2014年Springer)によると、2012年10月に共同会長を受諾した時点では同クラブは破たん直前であったとしている。 本部は2008年にドイツのハンブルクからスイスのヴィンタートゥールへ移転した。 2012年10月に総会が開かれ、スエーデンの元欧州議会議員であったアンダース・ウィクマン(Anders Wijkman)博士と元ドイツ、ヴッパータール研究所長、元ドイツ連邦下院議員のエルンスト・ウルリッヒ・フォン・ヴァイツゼッカー(Ernst Ulrich von Weizsaecker)教授の二人が共同会長に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローマクラブ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Club of Rome 」があります。 スポンサード リンク
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