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ローマ建国紀元[ろーまけんこくきげん] ローマ建国紀元(ローマけんこくきげん、Ab urbe condita, AVC/AUC, a.v.c./a.u.c.)は、初代ローマ王ロームルスが古代ローマを建国したとされる、西暦換算で紀元前753年を元年(紀元)とする紀年法である。古代ローマで使われていた暦法であるローマ暦(ロームルス暦)とは異なる。 西暦2000年はAUC 2753年、東ローマ帝国が滅んだ西暦1453年はAUC 2206年となる。 == 概要 == 元年は、紀元前1世紀のローマ人ウァッロによって推定された、都市国家ローマの建国年である。ローマ帝国で使われた幾つかの紀年法のうちの一つ。後に西暦など他の紀年法にとって代わられ、現代では使われていない。 伝説とウァッロの推定によれば、紀元前753年4月21日、都市国家ローマの初代ロームルス王が即位した。これを紀元とするものだが、後の計算により実際のローマ建国の年は紀元前753年ではなかったとされる。しかし、この紀年法を使う場合は紀元前753年を紀元とすることになっている。 ローマ建国紀元は、ローマ建国直後から使われていたものではなく、共和政ローマ末期に、共和政になった年を "245 ab urbe condita" と呼ぶことによって開始された。また、ウァッロよりも前はこの紀年法が使われていないことにも注意する必要がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローマ建国紀元」の詳細全文を読む
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