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ローマ進軍[ろーましんぐん]
ローマ進軍(ローマしんぐん、)は、イタリア王国でベニート・ムッソリーニが1922年10月に行った政権獲得のためのクーデターのことである。 == 概要 == ファシスト党党員の入閣と、ムッソリーニ自身を首相とした内閣を実現するため、1922年10月に起こした行動である。計画では、全国の都市で「黒シャツ隊」と呼ばれていた武装部隊が、市庁舎・警察署・鉄道・郵便局などを占拠し、同時に反ファシズム派の事務所・新聞社などを襲撃した上で、あらかじめ決めておいた3ヶ所の集合地に集まって、そこからローマに進軍するというものであった。 しかし実際にはこれらの計画の多くは、軍による様々な妨害活動や党員間の連絡の不行き届きなどから、国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世よりムッソリーニに組閣の命が下る、つまり政権交代が実現するまでに実行されないままであった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローマ進軍」の詳細全文を読む
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