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ローマ=ジャルディネッティ線 : ウィキペディア日本語版 | ローマ=ジャルディネッティ線[ろーまじゃるでぃねってぃせん]
ローマ=ジャルディネッティ線(Ferrovia Roma-Giardinetti)は、イタリア ローマのATAC(ローマの公共交通企業)が運営する都市鉄道路線。ローマ市中心部のローマ・テルミニ駅に隣接するローマ・ラツィアリ駅と、ローマの東南東約10kmにあるローマ市の分離集落の間を結んでいる。2008年までは更に先のパンターノまで運行されていたが、ローマ地下鉄C線建設工事に伴い廃止された。軌間950mmの軽便鉄道である。 == 歴史 == この路線はかつてとして、ローマとフィウッジを結ぶ78.1kmの路線の一部であった。ローマ=フィウッジ鉄道は1907年に認可され、1913年に建設が始まった。1916年6月12日、ローマからサン・チェザーレオを通りジェナッツァーノの間47.5㎞が開業した。これは軌間950mm、直流850V電化の軽便鉄道路線で、起点駅はローマ・テルミニ駅のエスクイリーノの丘側に隣接して造られた。開業時のダイヤは上下往復1日4本で、1等車と3等車で運行された。1917年7月14日には、路線はフィウッジまで総延長78.1kmが開業した。このとき、ローマからフィウッジまでの所要時間は2時間45分で、列車は30分毎に運行されていた。このとき同時にフィウッジから33㎞離れたフロジノーネまでの支線も開通している。 1950年にローマ・テルミニ駅とローマ・ラツィアリ駅間の短い区間が廃止、1982年にジェナッツァーノとフィウッジ間が廃止、1983年にはパンターノとジェナッツァーノ間が廃止、さらに2008年にはジャルディネッティとパンターノ間が廃止され現在に至っている。
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