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ローラン・カンテ(Laurent Cantet、1961年6月15日 - )は、フランスの映画監督。 4作目の長編監督作『パリ20区、僕たちのクラス』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞したことで知られる。 == 経歴 == 1986年に高等映画学院を卒業し、テレビでドキュメンタリー制作に携わる。 その後、短編映画をいくつか制作し、1999年に『ヒューマン・リソース』で長編映画デビューをする。この作品でセザール賞の新人監督賞を受賞した。 2001年に第2作『タイム・アウト』を発表。ヴェネツィア国際映画祭で上映され、続く2005年の3作目『南へ向かう女たち』は同映画祭のコンペティション部門へと出品された。 2008年、第4作となる『パリ20区、僕たちのクラス』〔原題の''Entre les murs''を直訳すると「壁の間で」、英題は''The Class''。〕を第61回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。フランスの中学校の教育現場を擬似ドキュメンタリー風〔原作は作者の半自伝的小説で、作者自身を教師役に起用、また中学生役には演技経験のない地元の中学生をオーディションで選んだ。〕に描き高い評価を得て、フランスの映画としては『悪魔の陽の下に』以来21年ぶりとなるパルム・ドールに輝いた。審査委員長のショーン・ペンによれば「審査員全員一致で決まった」という〔http://cinema-magazine.com/program/blog/kanrininblog.php?blogid=1426〕。また、第81回アカデミー賞の外国語映画賞のフランス代表に選ばれ、候補にもなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローラン・カンテ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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