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ローラ・LC88 : ウィキペディア日本語版
ローラ・LC88[ろーらえるしー88]

ローラ・LC88 (Lola LC88) はフランスのレーシングチーム、ラルース・カルメルがのF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。エンジンはフォード-コスワース DFZを搭載した。LC88Cはランボルギーニエンジンを搭載し、の初戦に出場した。
==開発==
LC88はラルースのためにイギリスのレーシングカービルダーであるローラ・カーズが開発した。開発責任者はラルフ・ベラミーで、クリス・マーフィーが設計した。LC88は前年のLC87の改良型で、ローラのF3000マシンを元に開発された物であった。LC88は前年型に比べてサスペンションが修正されプッシュロッドが取り付けられた。また、ホイールベースは僅かに延長され、ロールバーの基部も変更された。エンジンカバーは前年同様取り付けられず、ほとんどのレースでエンジンは露出したままだった。エンジンは自然吸気のフォード-コスワース DFZを搭載し、スイスのハイニ・マーダーがチューンした。トランスミッションはヒューランド製6速を搭載した〔Zum Ganzen: Hodges: Rennwagen von A-Z nach 1945, S. 141.〕。
ローラは5台のシャシーをシーズン中に製作した〔Auto Course 1988/89, S. 41.〕。2台は後にのランボルギーニV12エンジンに換装された。これらはLC88Bと呼ばれ、の初戦、ブラジルグランプリに投入された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローラ・LC88」の詳細全文を読む



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