翻訳と辞書 |
ローリング族[ろーりんぐぞく]
ローリング族(ローリングぞく)とは違法競走型暴走族の一種で、レースコースではなく一般公道で暴走(違法行為)を行う者を指す。多くは車両に違法改造を行った上でカーブを違法走行し、多くの場合は複数名が集まり集団となる。 == 解説 == 二輪車では、主に膝スリ(ツナギに付けたバンクセンサーを擦ること)やレース等の影響でハングオンで峠道を違法走行することを指し、特にバイクブームだった1970年代後半から1990年代全般までは全国の峠道などではスポーツバイクで溢れていた。それに比例して交通事故も頻発し、関東圏では筑波山・大垂水峠・奥多摩周遊道路・正丸峠・大井埠頭・三増トンネル・箱根山・道坂トンネル、関西圏では阪奈道路・六甲山・南港などで暴走に興じた若者が多数死亡した。これによって社会的にも看過できない問題となり、周辺住民の苦情も増加し、警察取締・交通規制の強化が各地でなされた。その後、ブームの終焉、道路へのチャッターバーやポールの増設、夜間閉鎖、若者の嗜好の変化などで、最近は減少している。 なお、「ローリング族」を自称する者はほとんど存在せず、マスコミや警察、一般市民がこれら暴走行為をするものを指して言う。「走り屋」と自称することもあるが、これらの用語に明確な分類があるわけではない。共同危険型暴走族の一部の者は、ローリング族を狙って襲う「走り屋狩り」を行う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローリング族」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|