|
3・3・SUNフリーきっぷ(さん・さん・さんふりーきっぷ)は、名古屋鉄道(名鉄)・近畿日本鉄道(近鉄)・南海電気鉄道(南海)の3鉄道事業者が販売していた全線乗車券(周遊券の一種)である。類似のワイド3・3・SUNフリーきっぷについても本項目で記す。1997年の発売以来、鉄道ファンを始めとする多くの人に親しまれてきたが、2006年の夏季を持って発売を終了した。 名称の由来は3社の「3」、3日間の「3」と、最初に発売された時期である夏の太陽をイメージした「SUN」の合成である〔近畿日本鉄道広報誌「きんてつ」1997年8月号〕。 愛知県・岐阜県・三重県・奈良県・大阪府・京都府・和歌山県をカバーした。 == 切符の概要 == *これ1枚で大阪・名古屋間を周遊できることや、南海・近鉄・名鉄の鉄軌道線全線(葛城索道線を除く)が、連続3日間乗り放題となる。 *料金は中学生以上が5,000円、小学生が2,500円。 *有効期間は乗車開始日から連続3日間で、切符に印刷されているカレンダーの日付(使用する連続した3日分)に利用者がボールペン等(鉛筆・シャープペンシルなど消しゴム等で消せる筆記具は不可)で○印をつける。乗車時に駅係員にゴム印(日付入り)を押してもらう。 ただし、乗車駅が無人駅・係員不在の場合は降車駅(有人駅)または車掌に申し出る。自動改札機設置駅ではインターホンにて知らせるようになっている。 *本切符は磁気券ではないため自動改札機では使用できない。 *有料特急列車・特別車・特別車両・座席指定席車を利用する場合は、本切符とは別に、特急券・特別車両券・座席指定券を購入する必要がある。ただし、名鉄とJR東海高山本線を直通するディーゼル特急「北アルプス」には名鉄線内のみの利用であっても乗車できない(別途普通乗車券が必要)。 *指定された沿線施設(遊園地・ホテルなど)で使用できる優待割引券が16枚ついてくる。 *払い戻しは、未使用の場合(○印を記入してある場合はその前日まで)に限り、発売額から払い戻し手数料(500円)を差し引いて発行箇所で取扱う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「3・3・SUNフリーきっぷ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|