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ワイル・フェリックス反応 : ウィキペディア日本語版 | ワイル・フェリックス反応[わいる ふぇりっくすはんのう] ワイル・フェリックス反応(ワイル・フェリックスはんのう、)とは、リケッチア感染症の患者に対する臨床診断試験のこと〔南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294〕。 == 概要 == リケッチア感染症患者の血清はその疾患に応じてプロテウス属のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対する凝集素を持つ〔。これはリケッチアとプロテウスの間に共通抗原をもつことによる〔。その性質を利用して臨床診断試験に応用したものがワイル・フェリックス反応である〔Walker, DH and DH Bouyer. ''Rickettsia'' and ''Orientia''. In: Manual of Clinical Microbiology, 9th Edition. 2007. ASM Press:Washington, DC. p. 1042〕 。特異性が十分ではないため、現代では蛍光抗体法やELISA法にとってかわられつつある〔。 1915年にチェコのオーストリア人医師エドムント・ヴァイルとポーランド生まれの細菌学者により開発された〔Cruikshank, R. The Weil-Felix reaction in typhus fever. 1927. J Hyg (Lond) 27(1): 64-69.〕。
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