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ワキノサウルス
ワキノサウルス(''Wakinosaurus'' 「脇野のトカゲ」の意味)は現在の日本の九州にあるの白亜紀前期(オーテリヴ期-)の地層から発見された獣脚類恐竜の属である。この属は単一に歯に基づく分類群である。
==発見と命名== 1990年2月8日、福岡県宮田町の千石峡で小学校教師の佐藤正弘により獣脚類の歯の化石が発見された〔。佐藤は化石を北九州市立自然史博物館に持ち込み、同年の日本古生物学会にて同館の学芸員である岡崎美彦によって初めて発見が報告された〔Okazaki, Y., 1990, "Discovery of dinosaur remain from the Kwanmon Group", ''Abstract of the Annual Meeting of the Paleontological Society of Japan'', 37〕。この際、発見地と発見者にちなむ愛称「ワキノサトウリュウ」という愛称がつけられた。1992年に岡崎は他の獣脚類の歯との比較をおこない鋸歯の独自性などから独自の属種としてタイプ種''Wakinosaurus satoi'' を命名、記載した。属名は千石層を含む関門層群の脇野亜層群にちなんだものであり、種小名は発見者の佐藤正弘に献名されたものである〔Okazaki, Y. (1992). A new genus and species of carnivorous dinosaur from the Lower Cretaceous Kwanmon Group, northern Kyushu. ''Bulletin of the Kitakyushu Museum of Natural History'' 11:87-90 pdf 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワキノサウルス」の詳細全文を読む
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