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旧ワサ・ダウン住宅は香川県高松市の四国村(四国民家博物館)にある異人館。 ==概要== 1905年(明治38年)、神戸市の北野町に英国人ウィリアム・ダウン(William Down Sr.)〔ウィリアム・ダウン - 1849年10月8日~1905年2月20日、55歳で神戸にて死す。英国Devon出身。〕の自邸として建設された木造2階建の西洋館は、外壁下見板張のコロニアルスタイルという、いわゆる異人館の様式である。 竣工年にウィリアム・ダウンが死去したため、妻の名前によりワサ・ダウン住宅として呼ばれるようになった。(#ワサ・ダウンについてを参照) 1944年(昭和19年)から1975年(昭和50年)まで日本郵船の船員寮東棟として使用され(西棟は現みなと異人館)、このときまでに階段位置の変更など内部に改造が加えられている。日本郵船の寄贈により1976年(昭和51年)に現在地である四国村に移築され、神戸市の指導によって建設当初の姿に復元された。現在は1階を喫茶室、2階を事務室として活用されている。 なお、玄関前の羊飼像とガーデンテーブル・チェアは19世紀にハンプシャーのマナーハウスで使用されていたもので、ガス灯とポストはチェルシーで使用されていたもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旧ワサ・ダウン住宅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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