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ワタセジネズミ(渡瀬地鼠、学名:''Crocidura watasei'')は、トガリネズミ目トガリネズミ科ジネズミ属に属する哺乳類である。日本固有種であり、奄美群島と沖縄諸島に広く分布している。沖縄方言では、ビーチャーと呼ばれる(ただし、ジャコウネズミも含む)。 なお、和名および種小名''watasei'' は、世界の生物地理区における旧北区と東洋区の境界線である「渡瀬線」を提唱した、渡瀬庄三郎への献名である。1924年(大正13年)当時、「日本哺乳動物學會」会員でもあった黒田長禮によって記載・命名された。 == 分布 == 日本の奄美群島と沖縄諸島にのみ分布する「中琉球固有種」であり、生息が確認されている島は下記のとおりである。 * 奄美群島 - 奄美大島、加計呂麻島、徳之島、喜界島、沖永良部島、与論島 * 沖縄諸島 - 渡名喜島、沖縄島、浜比嘉島、瀬底島、伊江島、伊平屋島、渡嘉敷島、阿嘉島、宮城島、久米島、硫黄鳥島 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワタセジネズミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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