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『スーパーマリオRPG』(スーパーマリオアールピージー、北米版タイトル : Super Mario RPG: Legend of the Seven Stars(サブタイトル訳=七つの星の伝説))は、任天堂から発売されたアクションRPGである。任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス) が共同制作した。 == 概要 == スーパーファミコンのソフトとしては後期である1996年に発売されたこのソフトは、任天堂の作品としても、スクウェアの作品としても、アクションRPGとしても異色と言われている。 クォータービューによる3DCG風の2Dグラフィックを用いて、キャラクターたちのコミカルで活き活きとした動きを再現している。 マリオシリーズとしては初の本格的なストーリー性を持った作品であったということもあり、シリーズの主要登場人物であるクッパ・ピーチの性格はこの作品においてほぼ完成され、現在の作品にも受け継がれている。 本作での音楽・作曲は、近藤浩治ではなく、当時スクウェアの社員であった下村陽子が担当した。下村は後にフリーの作曲家となり、以降の『マリオ&ルイージRPG』シリーズでも引き続き音楽を担当することになる。楽曲は本作オリジナルのものに加え、マリオシリーズに用いられた楽曲のアレンジ曲も多数使用されている。 スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券つきで発売され、パックンフラワーが歌うテレビCMも放映された。 後に起きるプレイステーション絡みの任天堂のスクウェアとの断絶および任天堂ハード再参入までは、幻のコラボレーションとも称されていたが、それ以後は『マリオバスケ 3on3』『いただきストリートDS』などが共同で制作されている。また、本作に携わったスタッフの多くは後にスクウェアから独立・起業して、ラブデリック(後のバンプールやスキップ)、アルファドリームなどを設立し、任天堂と親密な関係になっている。 日本のスーパーファミコン用のROMカセット最後の新作マリオシリーズの1作であった〔本作以後の日本のスーパーファミコンのマリオシリーズの新作はニンテンドウパワーで配信をした。〕。 本作の後にもマリオシリーズのRPG作品としてペーパーマリオシリーズとマリオ&ルイージRPGシリーズがそれぞれ登場している。 2015年に海外ゲームサイトのGameFAQsで行われた歴代名作ゲーム投票でベスト4に選出される等、国内外で高い評価を得ている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スーパーマリオRPG」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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