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ワッセナーアレンジメント : ウィキペディア日本語版 | ワッセナー・アレンジメント ワッセナー・アレンジメント()とは、通常兵器の輸出管理に関する、国際的な申し合わせである。41ヶ国が協定を結んでいる。「ワッセナー」はオランダ・ハーグ近郊のワッセナーで設立交渉が行われたことに由来する。通称「新ココム」。正式名称は通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメント()。
== 概要 == 冷戦の終結により、対共産圏への戦略物資輸出規制を目的にした対共産圏輸出統制委員会(ココム)も役割を終えたが、その後、2年半後の経過措置を経て、1996年7月に第三国への通常兵器の過剰な蓄積の防止を目的に設立された。通常兵器及び関連汎用品・技術の責任ある輸出管理を実施することにより、地域の安定を損なうおそれのある通常兵器の過度の移転と蓄積を防止すること、ならびにテロリストに通常兵器や関連技術が渡る事を防ぐのが目的。したがってココムがその対象を共産圏に絞っていたのに対し、ワッセナー・アレンジメントでは特定の対象国・地域に的を絞ることなく全ての国家・地域及びテロリスト等の非国家主体も対象としている。 なお、ワッセナー・アレンジメントは、参加国間の紳士協定であるため、法的拘束力を有さない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワッセナー・アレンジメント」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wassenaar Arrangement 」があります。
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