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ワット天秤 : ウィキペディア日本語版
ワット天秤

ワット天秤 (ワットてんびん、) は、試料の重さを、電流および電圧を用いて非常に精密に測定するための電気力学的重量である。質量の単位であるキログラム電子的単位に基づいて、いわゆる「電子的」キログラムもしくは「電気的」キログラムとして再定義することを目指して開発された計量学装置である。ワット天秤という名前は、試料の質量が電流と電圧の積、すなわちワット単位で測られる量に比例するという事実に由来する。レゴで作られたものも存在する。
== 設計 ==

ワット天秤は、電流の流れるコイルの間に働くを計測し、それにより流れている電流の大きさを測定する装置であるの精度を向上させたものである。ただし、ワット天秤は電流天秤とは逆の用途に用いられる。すなわち、標準キログラム質量の重さを支えるために必要な電流を測定することにより、キログラムを「測る」のである。キログラムの重さが得られれば、その場所の重力加速度を用いることでキログラムの質量を正確に決定することができる。この方法によりキログラム質量を電流と電圧を用いて、後述の様に定義できる。そうすることにより、電流および電圧の単位は光速プランク定数などの基礎物理学定数を用いて定義されるため、キログラムをこれらの絶対定数を用いて定義できることになる。このような定義は、物理的実在であり劣化したり損壊したりすることのある国際キログラム原器を定義に使用する現行の定義よりも優れていると考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ワット天秤」の詳細全文を読む



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