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ワッハ上方 : ウィキペディア日本語版
大阪府立上方演芸資料館[おおさかふりつかみがたえんげいしりょうかん]

大阪府立上方演芸資料館(おおさかふりつかみがたえんげいしりょうかん、通称:ワッハ上方)は、大阪市中央区難波千日前にある、上方演芸を紹介する施設。1996年開館。

== 概要 ==
なんばグランド花月の真向かい、吉本興業所有のYES・NAMBAビルの7階にある。下階にはジュンク堂難波店が入居している。上方お笑い芸人であった横山ノック(故人)が大阪府知事であった時期に開設された。
毎年「上方演芸の殿堂入り」を選考しており、第1回選考の初代桂春団治を筆頭に、落語漫才漫談浪曲などの分野で明治期以降活躍した上方芸人より数組ずつを選び、「殿堂入り名人」としている。
2013年3月まではYES・NAMBAビルの4・6・7階で展開していた。現在は、過去の上方芸人のテレビ映像やラジオ音声などを自由に視聴することができる「演芸ライブラリー」のみの施設となっている。入場は無料。
かつて4階にあった展示室には、「上方演芸の殿堂ギャラリー」として、殿堂入りした名人を紹介していたほか、上方演芸の歴史を紹介する展示品が数多く陳列されていた。
5階にあった300人収容のホール「ワッハホール」(後に5upよしもとと改称、現・よしもと漫才劇場)は、上方落語協会の定席「島之内寄席」の会場となったほか、劇団の公演等にも利用されていた。
このほか4階には50人収容の小演芸場「上方亭」、7階に「レッスンルーム」もあり、演芸の公演が定期的に行われていた。
2015年度から吉本興業への運営委託をやめ、大阪府の直営施設となる。一般公開は続け、資料の蓄積に重点を置く方針である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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