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ワラジムシ
ワラジムシ(草鞋虫、鼠姑、蟠)は、甲殻綱ワラジムシ目ワラジムシ亜目ワラジムシ科に属する動物の一種のこと、あるいはワラジムシ亜目のかなりの種を総称する呼び名である。 == 種としてのワラジムシ == 種としてのワラジムシ (''Porcellio scaber'') は、体長12mm程度の動物で、人家周辺の石の下や草の間の地面に普通に見られる。体は灰色がかった褐色、上から見ると楕円形で、ダンゴムシとは異なり前後が狭まる。また、背中はなだらかに盛り上がるだけで、やや扁平な動物である。 体は頭部と胸部、腹部に分かれ、頭部からはやや発達した第2触角が伸びる。胸部は体の八割ほどを占め、7対の体節と付属肢が確認できる。腹部は幅狭く、末端には尾肢が一対、短い角のように突き出る。 ヨーロッパ原産で、世界各地に広がり、日本では本州中部以北および沖縄に見つかっている。近似種も多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワラジムシ」の詳細全文を読む
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