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ワリード1世 : ウィキペディア日本語版
ワリード1世[わりーど1せい]

ワリード1世674年715年Al-Walid ibn Abd al-Malikالوليد بن عبد الملك‎)は、ウマイヤ朝の第6代カリフ(在位:705年715年)。第5代カリフであったアブドゥルマリクの子。
674年、ダマスカスに生まれる(生年には675年説もある)。705年、父の死により後を継いでカリフとなった。軍事面で優れた能力を持っていたため、中央アジアからインド北部、イベリア半島東ローマ帝国などに積極的に進出して王朝最大の版図を形成し、王朝の全盛期を築き上げた。内政面においても学校病院を多数建設し、聖ヨハネ聖堂をモスク(イスラムの寺院)に改造してウマイヤド・モスクと命名する。さらにメディナメッカなどにもモスクを建設し、文化面でも大きな発展を遂げた。
715年、42歳で死去した。
==参考文献==

*アミール・アリ『回教史 A Short History of the Saracens』(1942年、善隣社)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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